「立ち止まる」ことは、後退ではなく「自分を取り戻す」ための大切な手続き。

考え方・働き方

毎日、何かに追いかけられるように動いていないと、急に不安になることがあります。 SNSを開けば、誰かが新しい挑戦を始め、成果を上げ、まぶしいほど前進している。 それに比べて自分は、同じ場所で足踏みをしているだけではないか。 そんな焦りが、知らず知らずのうちに胸の奥に溜まっていく。

もし今、あなたが「このままじゃいけない」と思いながらも、体が動かない、あるいは心がひどく消耗しているのなら。 その「立ち止まりたい」という感覚は、あなたの心が発している、とても正常で大切なサインかもしれません。

効率や正解を求めすぎる「思考のクセ」

以前の僕は、もっと効率よく、もっと稼げる方法、もっと正解に近い選択……。 そんなものばかりを必死に探し続けていました。 動いていない自分には価値がないと思い込み、常に何かを「足す」ことばかり考えていたんです。

でも、ある時気づきました。 しんどさの本当の原因は、やり方が間違っていることよりも、「考える量」が増えすぎて、頭の中の容量がいっぱいになっていることでした。

「何をすべきか」「何が正解か」「このままでいいのか」 頭の中が常にフル回転している状態は、たとえ体が動いていなくても、驚くほど人を消耗させます。 スマホの充電が、アプリを動かしていなくてもバックグラウンドの通信だけで減っていくのと、少し似ているかもしれません。

「停滞」と「整理」は、似ているけれど違うもの

「立ち止まる」と聞くと、多くの人は「停滞」や「サボり」というネガティブなイメージを持ちます。 でも、僕が提案したいのは、ただ動かないことではありません。 それは**「荷物の整理」**という、前へ進むために欠かせない手続きです。

  • 停滞: 動けない自分を責めながら、重い荷物を背負ったままうずくまっている状態。
  • 整理: 一度荷物を下ろして、中身を一つずつ眺め、今の自分に本当に必要なものかを確認する状態。

今、あなたが感じているしんどさは、もっと速く走るためのエネルギー不足ではありません。 単に、背負っている荷物が今のあなたにとって、少し重すぎるだけ。 あるいは、中身が散らばっていて、何が入っているか分からなくなっているだけなのです。

どうやって、立ち止まるか

具体的な「立ち止まり方」に、正解はありません。 でも、もしよければ、こんなことから始めてみてください。

  1. 「何もしない時間」を、予定として書き込む 「空いた時間に休む」のではなく、5分でも10分でも「何もしない」というタスクをスケジュールに入れます。
  2. 解決しようとせずに、書き出す 今のモヤモヤを、どうにかしようとせず、ただ「今、こう思っている」とノートに吐き出してみる。
  3. 「変わらなきゃ」という言葉を、一旦横に置いておく ここは、変わらなきゃいけない場所ではありません。今のままで、ただ静かに存在することを自分に許してみる。

最後に

立ち止まったからこそ、聞こえてくる自分の声があります。 足を止めてはじめて、深く吸い込める空気があります。

今すぐ変わる必要はありません。 答えを出すのを、少しだけ待ってみても大丈夫です。

もし、一人で荷物を広げるのが少し不安だったり、頭の中がこんがらがって解けなかったりするときは、いつでもここを使ってください。 何かを教えたり、無理に変化を促したりはしません。 ただ、今のあなたの状態を、一緒に静かに眺めるお手伝いをさせていただきます。

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